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秋の高校野球山形県大会 鶴岡東が2年連続7回目の優勝 日大山形と山形中央が東北大会へ

2024年9月30日 17:57
秋の高校野球山形県大会 鶴岡東が2年連続7回目の優勝 日大山形と山形中央が東北大会へ

春のセンバツへとつながる秋の東北地区高校野球山形県大会は29日、中山町で決勝が行われ、鶴岡東が2年連続7回目の優勝を果たしました。上位3チームが東北大会に出場します。

秋の高校野球県大会決勝は、去年と同じ顔ぶれ、日大山形と鶴岡東の対戦となりました。先に試合を動かしたのは鶴岡東。1回の表、1アウト1塁の場面にバッターは3番松下。2ランホームランで一挙2点を先制します。
対する日大山形は1回の裏、1アウト2塁、3塁のチャンスに4番佐藤。ショートライナーとなり、2塁ランナー飛び出していてダブルプレー。チャンスを逃します。
その後は両校ともに投手陣が好投。2回以降無得点が続き、迎えた最終回、日大山形の攻撃も実らず。試合は鶴岡東が2対0で勝利、2年連続7回目の優勝を果たしました。

鶴岡東・2年松下哉大 選手「ホームランを打ったときは直球に張っていたのでその球が来て打った初回に打てて良かった」
鶴岡東・2年酒井友成 主将「東北大会でも1試合でも多く勝ち進んでセンバツ出場をつかみたい」

決勝の前に行われた3位決定戦では、山形城北と山形中央が対戦。山形城北が1点を先制し、迎えた7回裏、山形中央はランナーを2塁に置いてバッターは6番小口。
左中間へのタイムリーヒットを放ち、同点に追いつきます。
試合はそのまま9回を終えノーアウト1・2塁の状態から始めるタイブレークに突入。10回は両チーム1点ずつ加え、拮抗した戦いが続きます。
11回表、山形城北はランナーを2・3塁に進め得点のチャンス。しかし、山形中央のピッチャー・小坂の力投を前に、無得点に終わります。
迎えた山形中央の攻撃。2番・田中のバントヒットで満塁に。最後はフォアボールで押し出し、山形中央がサヨナラ勝ちを収めました。

山形中央 小坂楓投手「先制を取られた時はどうなるかと思ったけど味方が得点してくれたので根気強く投げることができた」
小口愛永選手「東北大会では守備からリズムを作ってなんとか食らいついて1点取るような野球をしていきたい」

鶴岡東と日大山形、それに今大会3位の山形中央は10月12日から福島県で開かれる東北大会に出場します。