悔しさと感謝伝える 鶴岡東高野球部が母校で報告 甲子園ベスト8以上は後輩たちに託す
夏の全国高校野球大会に山形県代表として出場した鶴岡東高校の野球部の選手たちが27日、母校で結果を報告し悔しさと感謝の気持ちを述べました。
鶴岡東高校の野球部はこの夏、「ベスト8入り」を目標に2年ぶりとなる甲子園に挑みました。「全員野球」を掲げ、1回戦で福島代表の聖光学院と対戦し2-1で初戦を突破。2回戦は西東京の強豪・早稲田実業と対戦しました。9回まで両チーム無得点、手に汗握る投手戦となりましたが、タイブレークの末、惜しくも敗れ2回戦で甲子園を去りました。
高校球児たちの夢の舞台で堂々と戦った選手たちは27日、母校の体育館で全校生徒や関係者を前に結果を報告しました。
3年生小林優星 主将「甲子園ベスト8が目標だったが達成できなくて本当に悔しい。甲子園ベスト8は後輩たちに頑張ってもらうのでこれからも応援お願いします。ありがとうございました。自分たちを応援してくれた県民の皆さん、地元の方、本当にありがとうという気持ち。全員で戦った夏だと思うので本当に全員野球ができたと思う」
3年生秋野洋将 応援団長「前回甲子園に出場した2年前とは見る目線が違って同級生が出ているので応援する気持ちが前回よりも強くなっていた。ベスト8にはいけなかったが後輩たちにはベスト8以上を目指して頑張ってほしい」
チームのエースで甲子園では4番打者としても活躍した桜井椿稀選手は9月2日に台湾で開幕するUー18アジア野球選手権の日本代表に選ばれました。
桜井選手は現在、国内合宿に参加中で国際舞台での飛躍が期待されます。