「児童200人を誘拐」と予告 市のホームページに 爆破予告と同一メアド記入 山梨・甲府市

　7日未明、甲府市のホームページに「児童を200人誘拐する」などと誘拐予告が書き込まれました。8月末に書き込まれた爆破予告と同じメールアドレスが記されていて、市が警戒を強めています。

　甲府市によりますと、誘拐予告は7日午前1時9分、甲府市のホームページの「子ども未来部」の問い合わせフォームに書き込まれました。週明けの9日朝、担当部署の職員が出勤した際に気付いたもので、「9月9日～12日、下校時間を狙って甲府市内の児童を200人誘拐する」という内容でした。金品の要求はなく、返信用メールアドレスが記入されていたということです。

　市のホームページには8月29日にも市役所の爆破と引き換えに1000万円を要求する爆破予告が書き込まれていて、記入されていた返信用メールアドレスは今回と同じだということです。

　誘拐予告を受け、市は市内の小中学校や児童館、保育施設に対して当面の間、不審者に注意するよう呼びかけるなど警戒を強めています。