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感染性胃腸炎が増加 富士・東部で警報レベルに おう吐物処理は塩素系漂白剤で 山梨

2025年3月6日 20:04
感染性胃腸炎が増加 富士・東部で警報レベルに おう吐物処理は塩素系漂白剤で 山梨

 県は6日、感染性胃腸炎の患者が富士・東部保健所管内で警報レベル入りしたと発表しました。

 県感染症対策センターによりますと、先週、県内の定点医療機関から報告された感染性胃腸炎の患者数は332人で前の週から83人増加しました。富士・東部保健所管内では基準の20人を2.2人上回り警報レベル入りしました。感染性胃腸炎の警報レベル入りは県内では2年ぶりです。

 こうした中、感染対策を強化する動きも。甲府市の甲府みなみ幼稚園では手洗いの回数を増やしているほか、食事前の机やいすの消毒を徹底するなど神経をとがらせています。

甲府みなみ幼稚園 河西きぬ子 園長
「基本的なことを怠らないで行うということで1本1本の指を指先まできれいに泡立てて流すなど、子どもたちは真剣に手洗いに取り組んでくれている」

  県感染症対策グループは「感染性胃腸炎を引き起こすノロウイルスやロタウイルスはアルコールが効かないため、次亜塩素酸ナトリウムなどを使う必要がある」とし、おう吐物などを処理する際は塩素系漂白剤などを薄めて消毒してほしいと呼びかけています。

最終更新日:2025年3月6日 20:04
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