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ルヴァンカップ準々決勝第1戦 唯一のJ2勢 甲府はJ1川崎に敵地で奮闘も… 山梨

2024年9月4日 20:59
ルヴァンカップ準々決勝第1戦 唯一のJ2勢 甲府はJ1川崎に敵地で奮闘も… 山梨
 サッカーの「2024JリーグYBCルヴァンカップ」の最終ステージ「プライムラウンド」初戦となる準々決勝第1戦が4日行われ、J2・ヴァンフォーレ甲府はアウェーでJ1・川崎フロンターレと対戦。0-1(0-1、0-0)で惜しくも敗れました。

 ルヴァンカップは今季からJ1・J2・J3の全60クラブが参加。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント(ノックアウトステージ)に進んだ甲府や川崎は、8クラブによるトーナメント戦のプライムラウンドから登場。甲府以外の7クラブは全てJ1勢です。

 甲府は4日前のJ2リーグ戦から先発を2人変更。3バックの右には主将のDF関口正大が入りました。また、ツートップの布陣を敷き、出場停止が明けたFWアダイウトンとFW鳥海芳樹がコンビを組みました。

 J1で現在14位の川崎に対し、甲府は前半6分、FW鳥海芳樹がミドルシュートを放ちますが、相手GKが阻止。その後は川崎に立て続けにチャンスを作られ、27分に先制されました。

 甲府は38分に鳥海、40分にMF飯田貴敬がシュートを放つものの、ゴールは奪えず、試合を折り返しました。

 後半に入ると、再びゴールネットを揺らされるシーンもありましたが、VARの結果、相手側のハンドとなり、ノーゴールに。

 甲府は19分にFWピーター・ウタカやFW宮崎純真を同時に投入するなど、反撃の糸口をつかもうとします。

 終盤には相手のバックパスを奪ったウタカがゴール前で決定機を作りますが、シュートは相手守備陣がブロック。甲府は最後まで攻めましたが、ノーゴールに終わりました。

 準々決勝第2戦は8日にホームで行われます。

 甲府は第2戦で2点差以上の勝利を収めればクラブ史上初の準決勝進出。また、1点上回って2戦合計スコアで並び、そのまま行われる延長戦(15分ハーフ)またはPK戦を制すれば準決勝に進めます。第2戦が引き分け以下だと、敗退が決まります。

最終更新日:2024年9月24日 8:59
山梨放送