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【独自解説】「喜んでイギリスにお返ししたい」トランプ氏二男がヘンリー王子・メーガン妃夫妻の強制送還を示唆⁉さらに、今度はコロンビアへの“偽ロイヤルツアー”に批判殺到「行く必然性も全くない」

2024年9月2日 16:00
【独自解説】「喜んでイギリスにお返ししたい」トランプ氏二男がヘンリー王子・メーガン妃夫妻の強制送還を示唆⁉さらに、今度はコロンビアへの“偽ロイヤルツアー”に批判殺到「行く必然性も全くない」
とにかく批判殺到のヘンリー王子・メーガン妃夫妻

 英国王室を離脱したヘンリー王子・メーガン妃夫妻が、南米・コロンビアを訪問。今回は副大統領からの正式な招待でしたが、2024年5月のナイジェリア訪問と同様“偽ロイヤルツアー”だと批判の声があがっています。コロンビア政府の“ある思惑”とは?トランプ氏再選ならどうなる?デーブ・スペクターさんの解説です。

■「スキャンダルを隠すための政治の駒」今度はコロンビアへの“偽ロイヤルツアー”、その内容とは?

 2024年8月15日~18日の4日間、ヘンリー王子・メーガン妃夫妻は南米・コロンビアを訪問。訪問の主なテーマは『SNSやメンタルヘルスなどデジタルと若者の影響』でした。

 英『ミラー』は、今回の訪問におけるメーガン妃の思惑について「自分がどれだけ大スターであるか、そして王室がどれだけ彼女を恋しく思っているかを世界に証明するチャンスだと考えている」「王室への究極の復讐だ」と報じました。

 訪問のきっかけは、コロンビア副大統領フランシア・マルケス氏(42)からの招待でした。元家政婦で、黒人女性として初のコロンビア副大統領となったという、型破りのキャリアを持つマルケス副大統領。「ネットフリックスのドキュメンタリー『ハリー&メーガン』(2022年)を見たことが招待状を送るきっかけになった」と説明しました。

 ただ、ヘンリー王子夫妻を招待したのは「汚職から目をそらすため」との報道も。地元弁護士は「現政権はスキャンダルにまみれている。政府は国民をなだめ、国外に対しては自分たちを良く見せるための何かを必要としている」と話していて、英『デイリー・メール』は「政権にまつわる数々のスキャンダルを隠すための“政治の駒”に利用されている」と分析しています。

Q.コロンビア政権は「ヘンリー王子夫妻でスキャンダルを隠す」、ヘンリー王子夫妻は「コロンビアで大歓迎される」、お互いにとってWin-Winの関係ということですか?
(デーブ・スペクターさん)
「いわば“レンタル・ロイヤル”みたいなものです。行く必然性も全くなくて、もちろんコロンビアで良い話もしていますが、いつものように漠然とした話ばかりでした。一般のコロンビア国民はそんなものに構っている暇もないので、国のお金を使っていいのかどうか…。非常に“演出されたツアー”でした」

Q.何をしに行ったのか、よくわかりませんが…。
(デーブさん)
「普通は、王族が訪問したら文化交流などいろんなことを実現できるのですが、二人の場合は権限がないので、“ただ行って終わり”なんです」

■メーガン妃、2021年に語っていた“自殺願望”について質問され激怒か

 そんな中、「メーガン妃が米メディアのインタビューに大激怒か」との報道が。2024年8月4日、米テレビ局『CBS』のインタビューで司会者から“王室時期に抱いた自殺願望”について聞かれ、メーガン妃は「私は自分の経験の表面をすくいとって話した。でも、他の誰かにそんな思いをしてほしいと思っていないし、誰かがそういう計画を立てることを望んでいない。それに、そのことを打ち明けたとき、信じてもらえない経験を誰かにしてほしくない」と回答。2021年にはオプラ・ウィンフリー氏のインタビューで、「これ以上生きていたくないと思うほど、追い詰められていた。いつも自殺願望はあった」と話していました。

 しかし、今回の“自殺願望”についての質問は想定外だったようで、王室伝記作家のアンジェラ・レビン氏によると「メーガン妃はプロデューサーに怒鳴り散らしていたようで、彼らの質問にとても腹を立てていた」ということです。

Q.司会者はアドリブで聞いたということですか?
(デーブさん)
「そうです。司会者からは『いろんな活動をしているのはいいんですが、あなたは入門編ぐらいですね』というニュアンスの、嫌味に聞こえた発言もありました。ただ、自殺願望がある時期があったとしても、その後どうなったか・どういうカウンセリングを受けたのかなど、ヘンリー王子を含めて専門的に呼べる人が周りにいくらでもいたのに、その後のフォローがないので、“当時は言っちゃっただけ”ではないかと、どうしても疑われてしまっています」

■「どこの果樹園にも腐ったリンゴはある」トランプ氏二男がヘンリー王子夫妻を酷評「喜んでアメリカから送り返す」

 アメリカ大統領選が11月に控える中、トランプ前大統領の二男エリック・トランプ氏が、トランプ氏が勝利した場合のヘンリー王子夫妻の処遇について発言。「二人は『神聖な制度』での役割を拒否し、伝統を拒絶した恩知らず!どこの果樹園にも腐ったリンゴはあるものだ。喜んで彼らをアメリカからイギリスに送り返します」として、ヘンリー王子夫妻の“強制送還”を示唆しました。

Q.エリック・トランプ氏は何をしている人ですか?
(デーブさん)
「何もしていないです。お父さんのヨイショが仕事です」

Q.もしトランプ大統領になったら、ヘンリー王子夫妻が本当にアメリカにいられなくなる可能性はありますか?
(デーブさん)
「追放を止めるのが大統領で、『追放せよ』とはなかなか言わないと思います。管轄も違うので、実現はしないと思います」

(「情報ライブ ミヤネ屋」2024年8月20日放送)