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【独自】万博期間中の大阪の「ライドシェア」運行台数を“2倍以上”に緩和…最大433台へ 国交省

2025年2月10日 11:35
【独自】万博期間中の大阪の「ライドシェア」運行台数を“2倍以上”に緩和…最大433台へ 国交省

 一般ドライバーが有料で乗客を運ぶ「ライドシェア」について、4月から始まる大阪・関西万博の期間中は、大阪での運行台数の制限を2倍以上に緩和する方向で調整していることが、関係者への取材で分かりました。

 大阪府などは、4月に開幕する大阪・関西万博の期間中は、タクシー不足が深刻になる恐れがあるとして「ライドシェア」の規制緩和を国に求めてきました。

 去年12月、万博期間中は、府内全域で毎日24時間、運行できることが決まり、運行台数などを確認するため、1月末まで試験運行を行ってきました。

 地域別には、大阪市域(大阪市、豊中市、吹田市、守口市、門真市、東大阪市、八尾市、堺市※美原区を除く)で315台、その他の地域でも最大118台まで拡大し、以降は、4月の需給の状況を踏まえて検討するとしていて、試験運行についても、今週中に再開する方針です。

 大阪府の吉村知事は10日、台数の制限があることについては「不十分」だとしながらも、「現行法でとりうる最大の措置として国交省に認めてもらった。不十分だと思うがよくここまで認めてくれた」と一定の評価をしました。

最終更新日:2025年2月10日 18:25