「息していない」父親逮捕　生後5か月の長男の頭に暴行加え、死亡させた疑い「つい落としてしまった」否認も、救急隊には「泣き止まなかったので放り投げた」

　今年1月、大阪市内の自宅で生後5か月の長男に暴行を加え、死亡させたとして13日、40歳の父親が逮捕されました。

　傷害致死の疑いで逮捕されたのは、無職の中川龍次容疑者（40）で、今年1月、大阪市内の自宅のリビングで当時生後5か月だった長男の頭部に暴行を加え、死亡させた疑いがもたれています。

　警察によりますと、中川容疑者は「赤ちゃんが息していない」と消防に自ら通報していて、駆け付けた救急隊には「泣き止まなかったので放り投げた」と説明していました。当時、母親は別の部屋で寝ていたということです。

　一方、逮捕後の調べに対しては、「夜泣きする長男を早く泣き止ませようと焦り、つい下へ落としてしまった」 と話し、容疑を否認しているということで、警察は事件当時の状況を詳しく調べています。