◇プロ野球セ・リーグ 中日1ｰ0阪神(6日、バンテリンドーム)

この日、9回をパーフェクトピッチングで抑え、10回も2アウトまで走者を一人も許さなかった大野雄大投手。最後は阪神・佐藤輝明選手にツーベースヒットを許すも、完封で今季2勝目をあげました。

そんな大野投手ですが、2019年に阪神を相手にノーヒットノーランをあげています。もし、この日完全試合を達成していればノーヒットノーランと完全試合を両方達成した史上4人目の投手となっていました。

過去、この両方を達成した投手は元巨人の藤本英雄さん、元国鉄の金田正一さん、元広島の外木場義郎さんの3人です。

大記録達成とはなりませんでしたが、33歳とまだチャンスのある大野投手。今後完全試合を達成すれば、32歳1か月といういままでの記録を塗り替え、史上最年長記録となります。

今季すでにロッテの佐々木朗希投手が史上最年少での完全試合を達成しているだけに、同一シーズンでの史上最年少と史上最年長の完全試合達成に期待がかかるだけに、今後も大野投手の投球に注目です。