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安倍首相、靖国神社へ玉串料納める

2014年8月15日 11:34
安倍首相、靖国神社へ玉串料納める

 終戦の日の15日、安倍首相は靖国神社への参拝を見送るとともに代理人を通じて玉串料を納めた。

 15日午前、安倍首相の代理人として自民党の萩生田総裁特別補佐が靖国神社を参拝し、「自民党総裁 安倍晋三」と記帳し、玉串料を納めた。

 萩生田総裁特別補佐「ご英霊のみたまに、尊崇の念を持って、謹んで哀悼の誠をささげてほしいと。ゆるぎない恒久平和をしっかりと誓ってほしいと」

 安倍首相は去年の終戦の日も参拝を見送ったが、就任から1年がたった去年12月に参拝し、中国や韓国が強く反発した経緯がある。安倍首相は今年11月に行われる国際会議に合わせて日中首脳会談を実現したい考えで、それを前に中国を刺激するのを避けるため参拝を見送ったとみられる。

 また、これまでに新藤総務相と古屋国家公安委員長も参拝した。