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竹内涼真「こんなにきれいに描いてもらったの初めて」 監督からの “サプライズプレゼント” に大興奮

2022年2月5日 21:50
竹内涼真「こんなにきれいに描いてもらったの初めて」 監督からの “サプライズプレゼント” に大興奮
初日舞台挨拶に登壇した竹内涼真さん

映画『鹿の王 ユナと約束の旅』の初日舞台挨拶が4日に行われ、俳優の竹内涼真さん(28)と安藤雅司監督が登壇しました。

映画は、2015年度本屋大賞と日本医療小説大賞をダブル受賞し、シリーズ累計250万部を突破した上橋菜穂子さんのベストセラー『鹿の王』が原作。

圧倒的スケールの物語から長らく映像化は不可能と言われてきた作品で、『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』、『君の名は。』などのアニメーターである安藤さんが初監督・キャラクターデザイン・作画監督を務めました。また、声優には竹内さんの他に、俳優の杏さん(35)や堤真一さん(57)などが務めました。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で2度、公開延期した本作。

映画公開について竹内さんは「やっと公開できて皆さんの元にこの『鹿の王』が届いたんだなと今実感しました。すごくうれしいです」と喜びを語りました。

また、安藤監督は満席の客席を見て「このまま公開されないんじゃないかなと思いました。緊張しながら待ち構えて、皆さんを前にしてまた緊張が大きくなってしまっています。本当に(公開を)迎えることができてうれしいです。ありがとうございます」と緊張を見せながらも公開へのうれしさを伝えました。

今回、新型コロナウイルス陽性者の濃厚接触者になりイベントを欠席した杏さんからはメッセージが届きました。

「本日は待ちに待った『鹿の王』初日を迎えられましたこと、本当におめでとうございます。とても元気なので駆けつけたい気持ちではありますが、残念ながら本日はそれが叶いませんでした。くしくも、この作品が共通点を見いだしやすい世の中になっている現況ではありますが、その分より多くの共感と勇気を得て未来へと踏み出すきっかけとなると思います」

『鹿の王』がアニメーション作品声優デビューとなった竹内さん。「自分の中の可能性がまたひとつ広がったというか。こういうすてきな世界もあるんだなと、もっと飛び込んでみたいなという印象も受けました」とこれからの声優活動にも意欲を見せました。

最後に安藤監督から「感謝の意を込めて・・・」と竹内さんの似顔絵と演じたキャラクターのイラストを添えたサイン色紙が、竹内さんにサプライズでプレゼントされました。

竹内さんはとても興奮した様子で「これは宝物です。こんなにきれいに描いてもらったの初めてですよ!」と終始、笑顔でイラストを見つめました。

さらに、竹内さん以外にも杏さんと堤さんの分も描いたという安藤監督。そのイラストがスクリーンに映し出されると竹内さんは「うわ!これ全部欲しいなあ・・・。すげえ」と心の声を漏らしていました。