フィギュアスケート鍵山優真「今でも夢のよう」コロナ禍での苦労明かすも“初五輪に興奮”
北京五輪・男子フィギュアスケート代表の鍵山優真選手(18)が3日、本番会場となる首都体育館で公式練習を行いました。
本番会場での練習を終え、心境を聞かれると「朝なのですごくきつかったです。昨日はPCRの検査待ちで滑れなかったですし、今日も35分という短い中で体を氷に慣らさなければならなかったので頑張りました」と吐露。コロナ禍ならではの調整の難しさを明かしました。
それでも本番会場については「10月に出たアジアンオープンの時よりも会場がよりいっそう広く見えました。五輪マークだとか、いろいろ見えてテンションが上がりました」と答え、興奮した様子も見せました。
鍵山選手は今大会が五輪初出場。「北京に入ってどうか?」という質問には「すごくわくわくして入国しました。選手村とかいろいろなものが自分にとって初めてで、新鮮な気持ち。見るもの感じるものすべて五輪なんだなと思いました。ここに立てていることが今でも夢のように感じます」と少しあどけない様子で答えました。
五輪に向け、楽しみな気持ちが大きいという鍵山選手。意気込みを聞かれると「いろんな方々からメッセージや、クラブの方々から応援動画をいただき、すごく勇気をもらいました。応援してくれる人がたくさんいるので自分は自分を信じて、全力を尽くせるように頑張りたいと思います」と答え、ファンの方々に活躍を誓いました。