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高梨沙羅らスキージャンプ陣が選手村入り 長時間バスで疲労感見えるも「身の引き締まる思い」

2022年2月1日 23:12

北京五輪スキージャンプ女子のエース高梨沙羅選手、男子のエース小林陵侑選手ら9人の日本代表選手が1日、選手村に入りました。

中国の選手団が、防護服にフェースシールドとゴーグルの完全防備で選手村に入村する中、日本の選手団を乗せたバスが到着します。現地時間午前9時40分に飛行機着の予定が50分ほど遅れ、さらに長時間のバス移動で選手村に着いたのは夕方の5時過ぎ。選手たちからは疲れた様子が見られました。

全身黒のスポーツウエア姿の髙梨沙羅選手は、自らスキー板や荷物を運び、小林陵侑選手は、ストライプの派手なウエア姿で、白のニット帽にサングラスで入村。

現地の気温は、ペットボトルの水も凍るような寒さで、取材した時の気温は氷点下14.4度を記録。厳しい寒さの中で、メダル獲得を狙うスキージャンプ日本代表選手たちの熱いが5日から始まります。

3大会連続で五輪に出場し、悲願の金メダルを目指す高梨沙羅選手は、JOC(日本オリンピック委員会)を通じて、コメントを発表しています。

◆高梨沙羅選手コメント

「やはりこのコロナ禍で予想はしていましたが、空港での検査の過程も多く大変さは感じました。ただ、それだけ安全にオリンピックの開催をしてくれているという思いです。

現地入りし、いよいよ始まるという気持ちで身の引き締まる思いです。体調もとくに問題なく、まずは2月3日の1回目の公式練習に合わていきます。

公式練習では、初めてのジャンプ台ではありますが、昨年より欧州において同様のプロフィールのジャンプ台を利用しての練習を多く取り入れているので、公式トレーニングでは、ジャンプ台の確認というよりも、気象条件(気温、寒さ、風)の確認をし、それに合わせたコンディショニングやウォーミングアップの準備をして、本番に備えたいと思います。

JOCやHPSC(ハイパフォーマンスセンター)の皆様、様々な関係者の方々には2月9日までの短い期間ですが、何かとお世話になりますが宜しくお願いいたします」

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