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高梨沙羅 北京五輪に向け完成度は「9割」メダル獲得に意欲

2022年1月27日 12:48
高梨沙羅 北京五輪に向け完成度は「9割」メダル獲得に意欲
オンライン会見に臨む高梨選手

来月開幕する北京五輪を前に、スキージャンプ女子の高梨沙羅選手(25)が26日、自身3度目となる五輪に向け決意を語りました。

「スタートラインに立てることのうれしさと、いよいよ始まるなという引き締まる思い。4年間で作り上げてきた自分のジャンプを見ていただけるように今準備している段階。結果を求めて五輪に向けてトレーニングしてきたことは間違いないので、メダルを取ることを目指して頑張っていきたい」。

高梨選手は、2014年のソチ五輪に17歳で初出場を果たします。金メダル最有力と期待されていましたが、結果は4位と表彰台には届きませんでした。その4年後、前回(2018年)の平昌五輪では、日本女子で初の銅メダルを獲得しました。

そして今年1月1日のW杯では、男女歴代最多を更新する61勝を挙げた高梨選手。北京五輪でのメダル獲得に向け、「誰が表彰台にのぼるかわからない。最後はテレマークやスタイルポイント(飛型点)の点数になってくると思います」と分析し、「飛距離を飛んで、テレマークを入れるという練習をやっていました」と明かしました。

また高梨選手は、W杯ジャンプ週間で2度目の優勝を果たした男子のエース・小林陵侑選手(25)からも刺激を受けていると言います。「小林選手は私と真逆なタイプかなと思っている。身体能力的にもずば抜けているものがあると思うし、やりたいことをポッと体現することが上手というか。私はコツコツ積み重ねていかないとできないタイプなので、そのへんはうらやましい」と明かし、「自分もトレーニングをするにあたって、こういうニュアンスで体を動かせばいいのかなというヒントにもなっている。すごく刺激をもらえています」と話しました。

さらに、ジャンプの完成度については「9割ほどきている」と自信をのぞかせた高梨選手。「いよいよだなというワクワクした引き締まった気持ちでいます」と語り、3度目の五輪でのメダル獲得に向け、意欲を見せました。

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