スノボ“女子初の大技”が武器の鬼塚雅と最年少メダリストへ17歳の村瀬心椛 北京五輪へ意気込み
北京五輪のスノーボード・女子スロープスタイルとビッグエアの2種目で日本代表になった23歳の鬼塚雅選手と17歳の村瀬心椛(ここも)選手が25日にオンラインでの会見に応じました。
鬼塚選手は、前回の平昌五輪に出場し、スロープスタイルでは19位。ビッグエアでは8位とメダルには届きませんでした。
しかし、この4年間で鬼塚選手は、女子選手として初となる大技「キャブダブルコーク1260(縦2回転・横3回転半)」を決めるなど、さらなる飛躍を遂げています。
「成長した部分はたくさんあって、技術面でも精神面でもいろいろなことで成長できた」
鬼塚選手は2月5日にスロープスタイル、14日にビッグエアの予選を控えていて「4年間いろいろ試していろいろな努力をしてきたので、いろいろな努力をしてきた結果をスロープスタイルでもビッグエアでも出せたらいいなと思います」と意気込みました。
一方、17歳の村瀬選手は、今季ワールドカップ開幕戦で、スロープスタイルとビッグエアの2種目で優勝を果たすなど、注目の若手選手の一人です。
また、冬季五輪の日本女子選手としては、2010年のバンクーバー五輪で銀メダルを獲得した当時19歳の浅田真央さんが作った最年少メダリスト記録を抜くかどうかの期待がかかっています。
「小さい頃の夢で、五輪出場するという夢があったので、今はすごくうれしい。ビッグエアでもスロープスタイルでも表彰台にのって、金メダルを取って、笑顔で日本に帰りたい」と、最年少でのメダル獲得を誓いました。