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マーガード真偉輝キアン 中指の爪が割れる中6回1失点の好投 星稜選抜ベスト8進出

2022年3月27日 13:26
マーガード真偉輝キアン 中指の爪が割れる中6回1失点の好投 星稜選抜ベスト8進出
6回1失点の好投を見せた星稜・マーガード真偉輝キアン投手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
◇第94回選抜高校野球大会2回戦(27日、甲子園)星稜(石川)6-2大垣日大(岐阜)

天候不良のため順延されていた2回戦第1試合では、4大会ぶりのベスト8入りを目指す星稜と2007年に準優勝を果たした大垣日大が対戦しました。

星稜のエースであるマーガード真偉輝(まいき)キアンが22日の天理(奈良)との試合に続き、2試合連続で先発します。

右手中指の爪が半分くらい割れている状態でマウンドに上がったマーガード投手は、初回から2者連続三振を奪うなど、3回まで4奪三振の好投を見せます。

打線もエースの好投に応え、初回に先制点を奪い、3回には4番の若狭遼之助選手がレフトへのツーランホームランでリードを3点に広げます。

マーガード投手は、この日最速141キロのストレートで大垣日大打線を6回1失点5奪三振の好投で、チームを4大会ぶりのベスト8入りに導きました。

試合後、「真っすぐは走りもよかったですし、低めに決まっていた。」とストレートが良かったことを口にしたマーガード投手。次戦に向け、「星稜高校がまだ選抜でベスト4にいったことがない。もう一個勝って歴史を変えたいと思う。その勢いのまま優勝していきたい」と意気込みました。