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イラン最高指導者「米との交渉は毒だ」拒否

2019年5月15日 14:52

中東イランをめぐる情勢が緊迫する中、イランの最高指導者ハメネイ師は14日、「交渉は毒だ」と述べて、アメリカとの対話を拒否する考えを改めて示した。

アメリカのトランプ政権は、イラン周辺の海域に原子力空母を派遣するなど、イランに対して軍事的圧力を強める一方、トランプ大統領は対話に前向きな姿勢も示している。こうした中、イランの最高指導者ハメネイ師は14日、「アメリカとの交渉は毒だ」と述べて、対話を拒否する考えを改めて示した。

さらに、圧力には屈しない姿勢を強調し、「戦争が起きることはない」「アメリカは戦争しても利益にならないことを分かっている」と述べた。両国は互いに一歩もひかない構えで、依然、緊迫した状況が続いている。