×

“アニメ界のアカデミー賞” アニー賞で日本作品の『犬王』が2部門ノミネート

2023年1月18日 22:10
“アニメ界のアカデミー賞” アニー賞で日本作品の『犬王』が2部門ノミネート
アニー賞で2部門ノミネートされた『犬王』(c)2021 “INU-OH” Film Partners
”アニメ界のアカデミー賞”と言われる『アニー賞』に、日本の劇場アニメーション『犬王』(配給:アニプレックス、アスミック・エース)が2部門でノミネートされたことが、18日に発表されました。

今年で50回目を迎える『アニー賞』。湯浅政明監督が手がける『犬王』が、長編インディペンデント映画作品賞と脚本賞の2部門でノミネートされました。

映画は、小説家・古川日出男さんの『平家物語 犬王の巻』が原作で、ひょうたんの面を顔にかぶった異形の能楽師・犬王(いぬおう)と、相棒となる盲目の琵琶法師・友魚(ともな)の友情を描いた作品です。

カリスマ性と高い歌唱力をもつ犬王の声を、バンド・女王蜂のアヴちゃんが担当。室町時代を舞台にした時代劇ながら、“熱狂のライブシーン”が見所となっている“異色のミュージカルアニメーション”として話題に。

2022年5月に公開されましたが、ペンライトやうちわなどの応援グッズを持ち込み、観客がライブシーンを一緒になって盛り上げる“応援上映”が開催されるなど、公開から7か月をこえた今もロングラン上映が続いています。

湯浅政明監督が“長編インディペンデント作品賞”にノミネートされるのは、2021年の映画『きみと、波にのれたら』以来2度目。受賞した場合、日本製作の作品としては、2018年の『未来のミライ』(細田守監督/スタジオ地図)に次ぐ快挙となります。

また、"脚本賞”にノミネートされた野木亜紀子さんは、これまでドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』や『獣になれない私たち』など、数々の人気ドラマの脚本を務めています。こちらも受賞した場合、『千と千尋の神隠し』(2002年)、『風立ちぬ』(2013年)の宮崎駿監督/スタジオジブリ以来の快挙となります。

第50回アニー賞の授賞式は、日本時間の2月26日に行われます。