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大谷超えのスーパー中学生 最速141キロ左腕に赤星憲広が直撃 すごさの秘密は回転数と太もも

2023年1月23日 16:22
大谷超えのスーパー中学生 最速141キロ左腕に赤星憲広が直撃 すごさの秘密は回転数と太もも
佐藤龍月選手(左)、赤星憲広さん(右)
日本テレビ「Going!Sports&News」野球解説者の赤星憲広さんが最速141キロ左腕のスーパー中学生のもとを訪れ、中学生離れした投球の秘密と将来の目標について取材しました。

赤星さんが取材したのは、東京城南ボーイズの中学3年生・佐藤龍月(りゅうが)投手。身長は172センチと特別大柄ではありませんが、投げる球のスピードは最速141キロ。これは同時期の大谷翔平選手を上回るスピードです。

その佐藤選手を指導するのは、中学時代の松坂大輔さんを指導していた大枝茂明監督。指導歴40年の目から見た佐藤選手の特徴について「松坂大輔は手元の伸びがある。でも佐藤の方が松坂大輔より球速は速いです」と語りました。

実際に佐藤投手のボールを受けてみた赤星さん。すると、スピード以外の部分で気付いたことがありました。

「想像以上に球が速い。普通は軌道がだんだんピッチャーの方から、キャッチャーミットに沈んでいくんですけど、簡単に言うとあんまり落ちない」

佐藤投手のボールの回転数を計測してみると、プロ平均が2200回転と言われるなか、中学生で2120回転を記録しました。

赤星「回転数が多いですけど、いい回転とかそういう意識はありますか?」

佐藤「指にかけるのを意識して、打者の手元で、クッと伸びてくるというか。失速しないように投げた方が、そんなに力入れなくても打者を簡単に打ち取れる」

スピード・回転数ともに中学生離れしたボールを投げる佐藤投手ですが、赤星さんは体のある部分に注目しました。

赤星「なんであんなにすごい球を投げられるのか不思議だったんですけど、まず気になったポイント、いい太ももしていますね」

佐藤「もうシンプルに走り込み。走り込みを始めてからだんだん制球力も上がってきて、下半身からしっかり体重移動して、体を使っていくことに生かされている」

赤星「球速は上げたい?」

佐藤「中学卒業するまでに145キロ。高校3年間でまた5キロ上げて150キロを最終的に投げられたらいいなと思います」

最後に未来の目標について教えてもらいました。

赤星「18歳の時は2つ」

佐藤「早くプロのコーチに教えてもらいたいので、まずはU-18 日本代表に入って、ドラフト1位でプロに入れるような実力になっていきたい」

赤星「3つめが25歳でメジャーリーガー」

佐藤「野球が生まれた場所でしっかり活躍できたらなと」

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