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原監督「明日は明日でまたいきます」巨人4連勝で首位キープ 平内がプロ初勝利

2022年4月21日 23:29
原監督「明日は明日でまたいきます」巨人4連勝で首位キープ 平内がプロ初勝利
4連勝で首位をキープした巨人・原辰徳監督
プロ野球セ・リーグ 巨人8-4広島(21日、東京ドーム)

巨人が広島に逆転勝ちし、連勝を「4」に伸ばしました。

巨人は2回に2点を先制されますが、裏に岡本和真選手とウォーカー選手のホームランで逆転します。

しかし4回に2点を返され広島に逆転を許し再び追いかける展開に。

それでもその裏の攻撃。丸佳浩選手の両リーグ単独トップの第6号ソロホームランで同点に追いつきます。

さらにその後、勝ち越しのチャンスを作ると、吉川尚輝選手がタイムリーツーベースを放ち、再び逆転に成功しました。

投げては2番手・平内龍太投手が2回をパーフェクトに抑える好リリーフを見せ、プロ初勝利を挙げました。

◇以下、原辰徳監督インタビュー

――序盤カープにリードを許す展開ではありましたが、2度の逆転、ホームランも3本飛び出すという打線の逆転劇がありました。

「非常にいい場面で素晴らしいホームランが出たなと。逆転されて、先行されてという中で、すぐチームの雰囲気というか流れというものは勢いをつけたままいけたなという感じがします」

――きょう先発ピッチャーは堀田賢慎、東京ドーム初先発ということになりましたが、堀田の投球はいかがでしたか

「まだできるというふうに我々は考えています。本人もきょうは悔しいピッチングであっただろうと。まだまだ若い投手ではありますが、志というものは高く持っている賢慎投手だというふうに思っています」

――平内が2回パーフェクトで、プロ初勝利ということで一歩目を踏み出しましたが、平内に関してはいかがですか

「非常に若い投手陣になったという中で、その輪に平内も入ってくれれば一番いいと思って、思い切って彼を投げさせましたが、見事なピッチング。最初の先頭バッターに対してフォアボールを出さずに自分のボールで勝負ができたというのが非常に価値があったのではないかと思います」

――これでプロ初勝利をあげた投手が平内で5人目となりまして、若い投手が目立っていますが、改めていかがでしょうか

「ファンの方も固唾(かたず)をのんでというところもあるでしょうけれども、しかし経験値はないけど力というものはあるんだと。力で現在の一軍で投げているんだと私は思っていますので、若武者たちがいい結果を出してくれるというのは、チームとしても大きな大きな力になると思っています」

――チームも4連勝ということで明日から名古屋の戦いになりますが、ここまでいかがでしょうか

「まだまだ振り返ることはね。しかし4連勝というのはそうそうあるものではないですし、そういう意味では非常によかったと思いますね。明日は明日でまたいきます」