◇プロ野球・セ・リーグ 巨人8-4広島(21日、東京ドーム)

2020年ドラフト1位の平内龍太投手が、今季チーム5人目のプロ初勝利をつかみました。

巨人が2点リードの5回、2番手として登板した平内投手。伸びのあるストレートを中心に、この回を三者凡退に抑えると、続く6回も三者凡退。2イニングを無失点に抑える好リリーフで、プロ初勝利となりました。

また平内投手は、3年目の堀田賢慎投手、2年目の戸田懐生投手、ドラフト3位・赤星優志投手、ドラフト1位の守護神・大勢投手に続いて、今季チーム内で5人目のプロ初勝利を挙げました。

◇以下、平内投手のヒーローインタビュー

――プロ初勝利をつかみました。今どんな気持ちですか

「昨年も含めて、ここまでなかなか一軍でいいピッチングができなかったので、きょうやっと0に抑えられて、初勝利もあげられて、本当に最高です」

――ドラフト1位で入って、プロの壁、悔しい思いもあったと思います。ファームで練習を積んで自分を磨いてきた、そんな思いもあると思います。どんな気持ちで今シーズン入ったのでしょうか？

「今年は大勢など新しいルーキーの選手も入ってきて、自分もやらないといけない立場だったので、キャンプからやってやるぞという気持ちで入りました」

――ジャイアンツは今シーズン5人目のプロ初勝利ということで、まさに同じ世代で切磋琢磨(せっさたくま)してという思いもあったと思います。

「初勝利をどんどんあげていく年の近い選手や、セーブをどんどんあげる大勢の姿を見て、悔しい気持ちが一番あったので、こうして初勝利をあげられてうれしいです」

――初勝利はどなたに一番報告したいですか

「一番は、小さい頃から一番お世話になってここまで支えてくれた両親に報告したいです」

――今後に向けて、改めて一言お願いします。

「やっときょういいピッチングというか、抑えることができたので、これからも継続して、どんどんチームの力になっていけるようにがんばっていきたいと思います」