マイナンバーカードに表示が義務づけられている顔写真について、乳幼児ら子どもは顔写真がなくてもいいとする方向で政府が調整に入ったことがわかりました。

マイナンバーカードは、氏名や住所、生年月日のほか、本人の顔写真を表示することが義務づけられています。

こうした中、政府は、乳幼児ら子どもについては、成長すると顔つきが変わることからマイナンバーカードに顔写真を表示しなくてもいいとする方向で調整に入りました。

複数の政府関係者が明らかにしたものです。

対象年齢や実施の時期については関係省庁の検討会で議論するということです。

政府は、また、子どもの出生届を提出すればマイナンバーカードの手続きも完了することも検討していて子どもについてもカードの普及を進めたい考えです。

政府は、2024年秋をめどに現行の健康保険証を廃止しマイナンバーカードと一体化することで、事実上、カードを持つことを義務化する方針を示しています。