俳優の米倉涼子さん（49）が18日、虚血性心疾患のため2024年10月に亡くなった西田敏行さんのお別れの会に参列。涙ながらに弔辞を読み、西田さんとの別れを惜しみました。

米倉さんは、ドラマで西田さんと共演していたことを振り返り「喜怒哀楽を自由自在に表現し、老若男女の壁も壊し、友好関係を広げ、体いっぱいで人生を謳歌(おうか)しているように見えた敏ちゃんは、私にとって俳優としても人間としても目指したい存在ナンバーワンなのです」と明かしました。

さらに「役者としての基礎をもたない私が、ずっと不安で探し求めているお芝居をする上での根本的なこと、敏ちゃんの背中を見て気づかせてもらった気がします」とコメント。

最後に、西田さんへ「本当は悲しいし、まだまだたくさん同じ時間を過ごしたかったけれど、天国からこれからもずっと日本のエンターテインメント界を見守っててください。そして気が向いたら、私の体を使ってお芝居をしに来てくださいね。大好きだよ」と言葉を贈り、別れを惜しみました。

米倉さんと西田さんは、2013年から放送していたドラマ『ドクターX』シリーズで共演。2024年12月に公開された劇場版の同作にも出演していました。