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浅丘ルリ子 83歳 約1年ぶりの仕事 緊張で前日眠れず「自分の言葉でしゃべるのは昔から苦手…」

2024年3月5日 22:15
浅丘ルリ子 83歳 約1年ぶりの仕事 緊張で前日眠れず「自分の言葉でしゃべるのは昔から苦手…」
浅丘ルリ子さん
俳優の浅丘ルリ子さん(83)が、5月開催のイベント「~浅丘ルリ子 トーク&シネマ~『1960年代 日活映画☆浅丘ルリ子』」を前に、合同取材会を開催しました。

東京・有楽町の『I'M A SHOW』で5月13日、14日に行われるイベントでは、浅丘さんが出演する1960年代に製作された映画の上映と浅丘さん本人によるトークショーが行われます。

企画について聞いた際の心境について、「すごくびっくりしましたし、“そんなことやらなくていいのに!”と自分では思っていたんです。トークショーは久しぶりなので、何を話したらいいんでしょう(笑)。(ファンに)なかなか会う機会がありませんもので、お目にかかれるのはすごくうれしいです」と明かしました。

また、1960年代当時のことについて聞かれると、「本当に忙しいなんてもんじゃない。自分の時間がまったくなくて、朝起きたらすぐ撮影所だし、台本も4つくらい抱えて、どれがどれだかさっぱりわからない。“この本はなんだっけ”って思いながらやっていたことを思い出します。ただ、新しいものを見たいというお客様もいたので、あの時代にずっとやらせていただいていたというのが、すごくうれしかったです」と振り返りました。

なかでも印象的なエピソードがあったそうで、「(当時は)忙しいのに撮影が終わってから、調布から銀座に出かけていって、深夜まで飲みに行って、私は先に帰りますけど、朝いつも遅れてくるのが、小林旭と石原裕次郎。3、4日は我慢しました。それが4、5日たったら私の堪忍袋の緒が切れて“いい加減にしてよ! ちゃんと来て!”というような。そういうことも何度かありました(笑)。すごく楽しい時代を過ごさせていただきました」と笑顔を見せました。

現在、83歳の浅丘さん。この取材会は約1年ぶりの仕事だったということで、「きょうはお話ししなきゃいけないというので、きのうあんまり寝られませんでした…。演じるのは何ともないんですけど、自分の言葉でしゃべるというのは昔からすごく苦手で。だからトークショーっていうと、“おなか痛いと言って休んじゃおうかしら”みたいなこともありましたけど、そういうわけにもいかないですし(笑)」と吐露。30分ほど取材に応じた浅丘さんは、「できるだけ私の若いときの映画と今の私を見ていただけたらうれしいな」と、最後に5月開催のトークショーに向けファンにメッセージを届けました。

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