船越英一郎「私の糧であり宝物」 西村京太郎さんからの言葉を振り返る
西村京太郎さんを追悼した船越英一郎さん
作家・西村京太郎さんが3日、肝臓がんのため亡くなったことを受け、テレビドラマ『十津川警部の事件簿』で十津川警部を演じた俳優・船越英一郎さん(61)が所属事務所を通じてコメントを寄せました。
西村さん原作の作品に多数出演してきた船越さんは「十津川警部シリーズをはじめ数多の作品でお世話になりました。サスペンスドラマに『トラベルミステリー』というジャンルを確立された偉業のおかげで、今日の私があるといっても過言ではありません。“君の芝居には刑事である前に人間が見える” と言って頂いたお言葉は私の糧であり宝物です」と感謝の気持ちを述べました。
さらに「十津川警部を演じさせて頂くにあたりコロナ禍の為、湯河原のご自宅へご挨拶に伺えなかったことが残念でなりません。感謝を込めて、心よりご冥福をお祈り申し上げます」とつづっています。