歌舞伎俳優の市川猿之助さん（47）が出演していた、明治座創業百五十周年記念の舞台『市川猿之助奮闘歌舞伎公演』。明治座は、19日夜の部と20日以降の公演について、配役を変更して上演することを19日、発表しました。

明治座の公式サイトによると、猿之助さんが演じる予定だった、昼の部「歌舞伎スペクタクル『不死鳥よ 波濤を越えて―平家物語異聞―』」の平知盛は、猿之助さんのいとこである市川中車さんの長男・市川團子さん（19）が演じるといいます。

そして、夜の部「三代猿之助四十八撰の内『御贔屓繫馬』（ごひいきつなぎうま）」の相馬太郎良門・女童熨斗美・小姓澤瀉・番新八重里・太鼓持彦平・傾城薄雲・実は土蜘蛛の精を、同公演に別の役で出演していた、歌舞伎俳優の中村隼人さん（29）が勤めるということです。また、隼人さんが演じる予定だった源頼光を市川門之助さん、台屋の四郎次を中村歌之助さんが代演するということです。