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綾瀬はるか、長谷川博己との共演映画は「部活みたい」 キャスト・スタッフが水着&キャップで撮影

2022年5月25日 22:39
綾瀬はるか、長谷川博己との共演映画は「部活みたい」 キャスト・スタッフが水着&キャップで撮影
撮影での思い出を語る綾瀬はるかさん
俳優の長谷川博己さん(45)と綾瀬はるかさん(37)が25日、映画『はい、泳げません』の公開直前イベントに登場し、プールばかりだったという撮影現場の様子を明かしました。

NHK大河ドラマ『麒麟が来る』以来の主演作品となった長谷川さんは「映画のイベントが4~5年ぶりくらいになるのかな。長い仕事を終えた後も、長いお休みをいただきまして、こうやってまたこういう所に戻ってこられるのはうれしいです」と挨拶しました。

そして、長谷川さんと綾瀬さんは、NHK大河ドラマ『八重の桜』(2013年)で夫婦を演じて以来の共演で、映画では初共演。司会者から約8年ぶりの共演になると言われると、長谷川さんは「そうですね。8年あっという間ですね」と綾瀬さんに問いかけるも、綾瀬さんは「9年じゃなくて…。10年くらいじゃないですか?」と、少しかみ合わない2人のやりとりで会場が笑いに包まれました。

■“泳げない” 役に苦戦「プールに入るのが嫌になってきた」

映画は、長谷川さん演じる、水に顔をつけることもできないほどのカナヅチな哲学者・小鳥遊雄司(たかなし・ゆうじ)と、綾瀬さん演じる、泳ぎを教えることに情熱をかけるが、泳ぎ以外は不器用なコーチ・薄原静香(うすはら・しずか)が繰り広げる、希望と再生を描いた物語です。

映画の5割ほどが、プールでの撮影となった今作。撮影を振り返った長谷川さんは「泳ぐのがずっと好きだったものですから、どうしたら泳げない人の役を演じられるのかなっていうのは、悩ましいところで。あと、水恐怖症という役だったので、水を嫌いになるという感覚を自分で作っていかないといけないというのは、けっこう難しくて。この撮影が終わって、今までプールが好きだったんですけど、ちょっとプールに入るのが嫌になってきたというのが、ちゃんとした役作りができた」と “泳げない” という役どころに苦戦したといいます。

一方、綾瀬さんは「私は9割くらいプールの撮影だったので、スタッフさんみんな水着とキャップかぶって監督もそうなんですけど。全員、水中でやっていたので、ちょっと部活みたいな感じがしていました。なので部活の延長で映画ができあがった感じがして楽しかった」と、撮影現場の雰囲気を明かしました。

■撮影終わりの練習がメイキングに!?

さらに、綾瀬さんは監督の “ある注文” に戸惑ったといいます。「(撮影は)クロールだけでいいって言われたので、クロールをいかに先生っぽく、格好良く、プロっぽくという訓練をしたんですけど、撮影していたら監督が『エンドロールで4種目撮りたくなったから、4種目やって』って急に言い出して。バタフライとか撮影終わりに練習したんですけど」と、監督からの急な注文に応えようと、練習をしたといいます。すると、長谷川さんは「結局(映像は)使われなかった。すごい撮影が大変なのに、その後に一人残ってコーチと一緒にずっと泳ぎの練習していて、『すごいな~』って思っていたんですけど、残念ながら監督が。そこはあれだったんですか?」と、イベントに共に登壇していた監督に聞くと、「たぶん、メイキングにのってるんじゃないかなって気がするので、そこで皆さん堪能していただいたら…」と監督からカットの理由をはぐらかされていました。