俳優の櫻井翔さん（41）が31日、『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』の公開初日舞台挨拶に、広瀬すずさん（24）、江口洋介さん（55）、佐藤浩市さん（62）、入江悠監督（43）と登場。櫻井さんが、出演しないシーンで広瀬さんと佐藤さんの撮影を見学していたことを明かしました。

2021年4月期に放送されたドラマ『ネメシス』は、広瀬さん演じる、天才探偵助手・アンナと、櫻井さん演じる、ポンコツの自称“天才探偵”・風真が、様々な依頼に挑むミステリーエンターテインメント。映画では、仲間たちが次々に悲惨な死を遂げる悪夢を毎晩見るようになるアンナの前に、佐藤さん演じる“窓”と名乗る奇妙な男が現れ、新たな事件に挑む物語となっています。

公開初日を迎え、観客を前にした櫻井さんが「いよいよ皆さんに見ていただけるうれしさと、手から離れてしまうような寂しさと入り交じった感情ですけど。映画のキャンペーンで、ファンの人の前に立つのが、僕としても約2年ぶりぐらいだったので、実際に同じ空間を共有できて、すごく貴重な場をいただきました」と挨拶しました。

共演したものの、実際には同じシーンがなかったという櫻井さんと佐藤さん。司会者から佐藤さんについて聞かれた櫻井さんは「（佐藤さんと）同じシーンこそなかったですけど。すずちゃんと浩市さんのシーンをスタッフに紛れて遠目から見てました。けっこう隠れて見てました。ご本人に気づかれない範囲で、邪魔にならない範囲で遠くから見てました。屋上のシーンなんか気づかれてないと思います」と明かしました。

その話を受け、司会者から“気づいてましたか？”と聞かれた広瀬さんは「全く！」と気づかなかったと回答。佐藤さんも「屋上でしょう？　それはわからない」と気づいていない様子。この答えに櫻井さんは「役衣装を脱いで、完全に景色と化してたんだと思います」と現場での思い出を振り返りました。