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湯婆婆・夏木マリに河出奈都美アナ挑む 特技のモノマネ披露で “公認” をもらえるか

2022年3月14日 20:50
湯婆婆・夏木マリに河出奈都美アナ挑む 特技のモノマネ披露で “公認” をもらえるか
湯婆婆・夏木マリさんに河出奈都美アナがモノマネを披露

帝国劇場で上演中の舞台『千と千尋の神隠し』で、人気キャラクターの湯婆婆を演じる俳優の夏木マリさんにインタビュー。夏木さんは舞台に出演する俳優陣の中で唯一、映画でも同役の声優を務めていました。その夏木さんに『千と千尋の神隠し』を愛してやまない日本テレビ河出奈都美アナウンサーが、特技である “湯婆婆のモノマネ” を披露し、公認・非公認の判定をしていただきました。

2001年に公開されたスタジオジブリ宮崎駿監督の名作『千と千尋の神隠し』を舞台化した今回の作品。神様が集う町にある『油屋』というお湯屋に迷い込んだ主人公・千尋が、元の世界に戻るため、経営者の魔女・湯婆婆と契約を結び、そこで働きながら成長する様子を描いた冒険ファンタジーです。舞台には、主人公の千尋役に橋本環奈さんと上白石萌音さん(Wキャスト)、湯婆婆とその姉・銭婆役に夏木マリさんと朴璐美さん(Wキャスト)など、豪華俳優陣が出演します。

■“本物の湯婆婆” を目の前に緊張気味の河出アナ

河出アナは中学生の時から湯婆婆のモノマネが特技。映画を何度も繰り返し見ていて、湯婆婆のセリフはほぼ丸暗記しているほど。アナウンサー1年目の時に『ものまねグランプリ』にも出演し、以降さまざまな番組で何度も披露してきました。
今回河出アナは、①湯婆婆の最初のセリフ ②千尋と契約を結ぶ前の長ゼリフ ③河出アナが一番好きなセリフ の3つを披露。「楽しみです」という本家・夏木さんを納得させられるのか…!

河出:ぜひこれを聞いて、公認をするかしないかの判定を…
夏木:え、私がしていいの?(スタジオジブリのプロデューサー)鈴木敏夫さんにしてもらった方がいいんじゃない?(笑)ちょっとでも私も聞かせて。

■いよいよモノマネ披露!

河出:では参ります。
<ノックもしないのかい。ま、みっともない娘が来たもんだね>
夏木:……。
河出:……。 2つ目いきます。
<バカなおしゃべりはやめとくれ。そんなヒョロヒョロに何ができるのさ。ここはね、人間の来るところじゃないんだ。八百万(やおよろず)の神様たちが疲れを癒しに来るお湯屋なんだよ。それなのにお前の親はなんだい? お客様の食べ物を豚のように食い散らして。当然の報いさ。お前も元の世界には戻れないよ>
夏木:……。
河出:……。 はい、最後は1番好きなセリフを。
<みなおどき! お客様とて許せぬ!>
夏木:ひひひひひひ! (拍手)

――最後に笑顔を見せてくれた夏木さん。感想を聞いてみると…

夏木:テンポがすごくいいですね! テンポ。もう丸暗記でしょ? 何回もご覧になっていて。
河出:はい、もう湯婆婆のセリフは ほぼすべて染み込んでおります。
夏木:テンポはもうパーフェクトです。テンポ。素晴らしいです。
河出:中でもこの<お客様とて許せぬ>。これはですね、もう湯婆婆の本当に厳しくもスタッフへの愛が詰まった一言で、これが大好きなんです。ということで、この私の湯婆婆への愛も含めて、このモノマネ、合格か不合格か。
夏木:じゃあわかりました。え、どうしよう~

では、今のモノマネ………半分公認しまーーす!

河出:あぅ…半分公認!?
夏木:あははは! はい! 半分公認です。あとの半分は鈴木さんに聞いてください! (笑) すごくテンポが良かったと思います。鈴木さんの前でやってください! で、その(公認がもらえたか)報告ください。
河出:もうぜひその機会をいただけることがあれば…! 夏木さんには半分公認をいただけましたということで。
夏木:半分ね。うふふふふ
河出:はい、半分を肝に銘じて。

映画でも舞台でも湯婆婆を演じた夏木さんから “半分公認” をいただけた河出アナ。もう半分は “スタジオジブリの鈴木敏夫さんからの公認をもらうように” というさらなる課題が出されましたが、ほっとした様子でインタビューが終了しました。“これからもモノマネぜひしてください” という言葉もいただき、今後さらにモノマネを披露する機会が増えそうです。