JK最後のチア大会 指原莉乃号泣の理由は
18日深夜放送の日本テレビ系『超無敵クラス』では、チアダンス日本一を決める『全日本チアダンス選手権大会』で2連覇を目指す、金沢総合高校チアダンスチーム『D☆FREAKS』の最後の大会に密着。去年10月に続き、チア暦6年のゆめぽて(川端結愛)さんが取材しました。
『D☆FREAKS』の部員数は51人。これまで全国大会優勝の経験がある強豪チームの1つ。部員は実力別に3(A,B,C)チームに分けられています。今年卒業する3年生18人のうち、Aチームに選ばれたのは7人。Bチーム5人が全国大会にコマを進めました。しかし、大会直前、ある大問題に直面します。
それは、「Aチームの3年生と1、2年生のコミュニケーションがうまくとれない」
これには、他のチームの3年生からも「王者の自覚が足りない」や「昨年のAチームならそろうダンスの歩幅もズレている」、「憧れるAじゃない。(自分たちはAチーム入りの)オーディションで落とされちゃって悔しいけど、Aチームだから仕方ないって思わせてほしいけど、今はそう思えない」などと、同級生で同じ仲間だからこその容赦ない言葉が飛び交いました。
これに、BチームとCチームの3年生は「Aチームに選ばれなかった自分たちが、苦言を呈して良かったのか」と悩み、Aチームはチームの問題点について改めてミーティング。先輩たちの偉業を途絶えさせないようにと必死に練習を重ね、かつてない一体感が生まれました。
大会当日はゆめぽてさんも同行し、観客席から応援しました。Cチームも見守る中、Bチームの演技の後、ついにAチームの演技がスタート。2分半の演技を全力でやり遂げました。
Bチームは5位入賞ならず、Aチームも2位という残念な結果に終わりましたが、メンバーたちは仲間と抱き合い「すごい悔しい。めっちゃ悔しい。ごめんね」と号泣。「1位をとれなくて申し訳ないけれど、みんなに一番感謝してるし、そう思いながら踊ったから、それが伝わっていたらうれしい。一緒にやってこられて良かった」と思いをあふれさせました。
ゆめぽてさんは「この3年間を必死に過ごしてきたんだろうと思うし、こうやって悔しい気持ちがつながって、次また後輩のみんなが頑張るっていうこの連鎖がいいなって思いました。幸せの連鎖っていうか」と、泣きながら彼女たちをたたえました。
スタジオでは、MC・指原莉乃さんがプロデュースするアイドルユニット『=LOVE』のメンバー・齊藤なぎささんが「私もアイドルグループをやっているので、同期との絆っていうのは大事だなって思っているので、みんながみんなを思い合っているのがすごく素敵で。最後とかもギュッてして“ごめんね”とか言ってる場面とかもやばくて…」と感想を述べ、なぜか指原さんがボロボロと大泣き。
かまいたちの濱家隆一さんが「なぎさのコメント聞いて泣いてるやん…」とその泣きっぷりに驚くと、指原さんは「(齊藤さんが)大人になったと思って!」と涙の理由を明かし、「私、決めました!みんなでチアダンスやろう。本気」と10代メンバーに提案。かまいたちの山内健司さんは指原さんのそのノリに「お前がやれ。お前が頑張ってこい」と冷静にツッコミを入れました。