プロ野球・日本ハムの伊藤大海投手（２４）が６日、チームの２軍施設である千葉・鎌ケ谷スタジアムで自主トレを公開。新シーズンに向けて、始動しました。

この日は走り込みやストレッチを中心に、ボールを使った練習は行わなかった伊藤選手。雪もちらつくなか、約１時間にわたって体を動かしました。

練習後、取材に応じた伊藤投手は「体がどんな状態か確かめるのと、気温だとかが北海道に比べて違ってくるので、そういったこともしっかり確かめる時間になった」と、この日の練習を振り返りました。

年末年始は家族と過ごす時間が多かったという伊藤投手。「改めて家族がどんな思いで１年間見てくれていたか、話も聞けた」と語りました。

「母親は『つらいことがあれば何でも言っていいし、弱音も吐いてもいいんだよ。家族には』と話してくれた。しっかりやらなきゃと気持ちを新たに、こっちに来ました」と、母の言葉を胸に練習に臨んだといいます。

オフシーズンのテーマは、「骨の髄まで感じて投げる」。

「体を大きくすることももちろん大事だけど、効率よく体を使って、球数を少しでも多く投げるバランスの部分をすごく大事にしている。そこにしっかり取り組んでいきたい」と話しました。

昨シーズンはルーキーイヤーながら２３試合に登板し、二桁勝利となる１０勝をマーク。新シーズンに向けては、「いろいろ思うところもありながら、すごく楽しみな部分も多い。２年目はしっかりやらなければいけないという自覚と責任もあるので、考えながら、まずは１月しっかりやっていきたい」と意気込みました。

また、同姓同名の日本テレビ・伊藤大海アナウンサー（２８）から具体的な目標を聞かれると、「チームで一番勝ち星を重ねられるように頑張りたい」と回答。新シーズンはチーム内での最多勝を目指します。