伊藤沙莉“私は妖精”発言に池松壮亮も困惑
俳優の池松壮亮さん(31)、伊藤沙莉さん(27)、ロックバンド・クリープハイプの尾崎世界観さん(37)が23日、東京・渋谷区で行われた映画『ちょっと思い出しただけ』の東京プレミア上映会に登壇しました。
■久々のラブストーリーに「とても恥ずかしかった」
本作は、尾崎さんがジム・ジャームッシュ監督の映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』に着想を得て書き上げた新曲をもとに、松居大悟監督が脚本を書き下ろしたオリジナルラブストーリー。
久々のラブストーリー出演について池松さんは「なかなか縁がないもので(笑)。照れ臭いですよね。そんなの見られたくないですからね、本当は。とても恥ずかしかったですけど」と照れながら話しました。
■“ラブストーリーは得意ですか?”と質問され…
ダブル主演の伊藤さんについては「僕もグッと(距離を)詰められればよかったんですけど、なかなかそういうことが苦手なもので。1日2つぐらい質問しながら徐々に詰めていったんですけど」と撮影を振り返りました。
続けて伊藤さんも「私もどうやって距離を…っていうのがすごく難しかったんですけど、最初、結構緊張してて“ラブストーリーって得意ですか?”って聞いちゃったんですよ(笑)。そしたら“はい?”って言われて(笑)。すごい質問、間違えたなって思ったんですけど」とエピソードを明かし、会場を笑わせました。
主題歌のほかに、ミュージシャン役としても出演している尾崎さんは「全く知らない現場だったので、初めてのルールがあって勉強になりましたね。長く活動していくと慣れていくことばかりなので、楽しかったです」とコメント。すると、池松さんが「ただ、現場でカットがかかるたびに“俺どう?”って聞いてくる。ちょっとうっとおしかったですね(笑)」と撮影秘話を暴露。尾崎さんが慌てて「不安だから!」と釈明しました。
■占い師に「あなたは妖精です」と言われ…
また、「撮影中に伊藤さんとどんな会話をしていたか?」と聞かれた池松さんは「あの話、していい?」と小声で確認すると「伊藤さんって妖精らしいんですよ」と、またもや暴露。
伊藤さんは「言われたんですよ、占い師さんに。“あなたは人間ではない。あなたは妖精です”みたいな感じで言われて。(池松さんに)“妖精らしいんですよね〜”みたいなことを言ったら“ごめんね、気づかなくて”みたいな感じだったから、受け入れてもらえたと思って」とコメント。
すると池松さんは「妖精に会えて、とてもうれしかったです」と話すと伊藤さんは「こんなに棒読みってできるんだ(笑)」と苦笑いしていました。