「第四十九回菊田一夫演劇賞」が8日発表され、俳優の柿澤勇人さん（36）、宮澤エマさん、三浦宏規さん（25）、そして前田美波里さんらが受賞しました。

演劇界に偉大なる足跡を残した劇作家・菊田一夫さんの名を冠し、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家を表彰する演劇賞。

「演劇大賞」には、ミュージカル『ラグタイム』上演関係者一同 が、『ラグタイム』の高い舞台成果に対して選ばれました。

「演劇賞」には、柿澤勇人さんの『スクールオブロック』でデューイ・フィン役、『オデッサ』で青年役の演技に対して。そして、宮澤エマさんは『ラビット・ホール』のベッカ役、『オデッサ』の警部役の演技に対して。そして、三浦宏規さんは『のだめカンタービレ』の千秋真一役と『赤と黒』のジュリアン・ソレル役、そして『千と千尋の神隠し』のハク役の演技に対して選ばれました。

そして、ウォーリー木下さん（52）は『チャーリーとチョコレート工場』『町田くんの世界』の演出の成果に対して選ばれました。

また「特別賞」に、永年のミュージカルの舞台における功績に対して前田美波里さんが選ばれました。

授賞式は6月に行われます。