乃木坂46・秋元真夏 初選抜は記憶に残っている「どうやって認めてもらえるか毎日考えていた」
■卒業を決めたのは2022年 頼もしくなった後輩の姿をみて
市來:最後の1期生ということですが、“最後の1期生”と自分の中で決めていたことってありますか?
秋元:まさか最後になるとは思ってなかったんですけど、気づいたら周りのみんなが旅立って別の道で活躍していて。卒業をちゃんと決めたのは去年、2022年の時だったので。後輩たちに、ちょうどキャプテンもやっているってことで、伝えられることは最後までいっぱい伝えていきたいなっていう気持ちでやっていました。
市來:卒業の決意が固まった大きなきっかけはありましたか?
秋元:きっかけは、後輩たちがたくさん入ってきて。後輩と一緒にライブをいろいろやったりとか、いろんな活動をしてすごく楽しいので。気づいたらたぶん何年もずっと居られちゃいそうだなっていうのも思ったんですけど、その後輩たちが先輩の元を離れて活躍する姿も見てみたいって思えるくらい頼もしくなった姿を見て卒業を決めました。
秋元さんは、卒業を記念した写真集『振り返れば、乃木坂』(幻冬舎)を発売。11年半の感謝の気持ちを込めて、思い出の地で撮影した写真や後輩たちとの撮影・対談。さらに、秋元さんにとって大切な楽曲『制服のマネキン』にインスパイアされた撮りおろしなども掲載されています。
秋元:写真集は、卒業記念ということでやりたいことをいっぱい挙げさせてもらって。もちろん写真集らしいカットも入って、あとは後輩たちとの対談をしながら撮影をしたりとか。あとは、セーラー服を来て撮影しました。私のデビューシングルが個人的に『制服のマネキン』という楽曲で、その楽曲を歌う時がセーラー服を着ていたので。その時に戻って、もう一回初心を思い出す気持ちでセーラー服で撮影しました。