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甲子園球場100周年に向け…『ドカベン』『タッチ』野球マンガ9作品が動画でコラボ 担当者に聞く企画の裏側

2023年8月17日 21:45
甲子園球場100周年に向け…『ドカベン』『タッチ』野球マンガ9作品が動画でコラボ 担当者に聞く企画の裏側
公開されている映像の1シーン 『ドカベン』(c)水島プロダクション
『ドカベン』『タッチ』など、名作野球マンガ9作品の名場面を集めたコラボレーションムービーが公開されました。これは、阪神甲子園球場を運営する阪神電気鉄道が、2024年の甲子園球場100周年に向け、事業の一環として企画。出版社の垣根を越えたコラボ映像について、企画の裏側を担当者に聞きました。

■『巨人の星』『タッチ』『ダイヤのA』などが集結

甲子園出場を果たした名シーンなどを集めて、今年甲子園に出場する選手へエールを送るこの企画。登場するのは、『ドカベン』『巨人の星』『タッチ』『H2』『MIX』『ダイヤのA』『ダイヤのA actⅡ』『プレイボール』『ROOKIES』の9作品です。コラボ動画は、現在までに『聖地・甲子園』篇や『友情』篇などが公開されていて、今回公開されたのは第4弾『出場』篇となります。

第4弾の映像は、阪神甲子園球場の公式YouTubeチャンネルのほか、『第105回全国高等学校野球選手権記念大会』においては、第1試合開始前と、各試合のクーリングタイム(5回裏終了後の10分休憩)で紹介されています。

■「100周年を幅広い世代に認知していただきたい」

阪神電鉄・甲子園事業部の吉川達彦さんはコラボに至った経緯について「阪神甲子園球場の100周年を幅広い世代に認知していただきたいという思いから企画に至った」と説明し、「各年代で愛された、甲子園球場が描かれた作品を通じて、ファンの皆様の記憶の中にある甲子園球場を思い起こしていただきたいと思っている」と明かしました。

登場する9作品については、甲子園歴史館(甲子園球場に併設している博物館施設)で紹介している作品の中から、“高校野球”をテーマにしているものを中心に、世代ごとに代表される作品を選んだそうです。

コラボ動画は、2024年の年末までに、第7弾までを予定しているということです。