×

岡田健史の表情は、まるで “コロッケさん” 阿部サダヲが “裏の顔” を明かす

2022年5月12日 22:15
岡田健史の表情は、まるで “コロッケさん” 阿部サダヲが “裏の顔” を明かす
阿部サダヲさん(52)と岡田健史さん(23)
映画『死刑にいたる病』で初共演した阿部サダヲさん(52)と岡田健史さん(23)にインタビュー。人間の表と裏の姿を描いた作品にちなみ、互いの“裏の顔”や撮影の裏側を明かしてくれました。

映画は、岡田さん演じる大学生のもとに、阿部さん演じる連続殺人犯から“えん罪証明依頼”の手紙が届き、事件の真相に迫るサイコサスペンス物語です。

■初共演を経て 岡田健史「家に行って阿部さんの技術を盗みたい」

――初共演はいかがでしたか?

阿部:すごい貴重な俳優ですよね、岡田健史っていう人は。なかなかいないですよ。なんかニヤニヤしてるでしょ(笑)

岡田:(取材が)朝イチでいきなりエンジンがかからないなと思いながら自分が(笑) すみません。

阿部:(岡田さんの魅力は)ワードセンスっていうんですかね、普段のおしゃべりの。23歳でしょ? 僕23歳の時そんなワードセンスなかったですもん。ちゃんとおしゃべりする方だし。

岡田:“違う生物”の答えですから(笑)

阿部:なんかほらね、不思議なワード出るでしょ(笑)


――岡田さんは、ずっと阿部さんに興味があったそうですが?

岡田:初共演する前から舞台だったり映像だったり拝見していて、この人はどういうふうに役作りされているんだろうって、どうしたらこの人(阿部さんを)捕まえられるんだろう?みたいな。ずっと僕が言ってる(阿部さんの)家に行って、根掘り葉掘り聞いてちょっとでも阿部さんの技術を盗めたらうれしいな。(家には)まだ行けてないです。その話は全然。撮影が終わったら阿部さんいなくなっちゃうので…

■撮影を通して感じた、お互いの“裏の顔”

――お互いの“裏の顔”をフリップに書いてください

岡田:阿部さんは、実はド直球男。お芝居というよりも、元々の素質がすごく素直というか、変わった役をいっぱいやられていて「変化球ばっかりなんだけど実は直球なんだよ」みたいな。


――岡田さんの意見に対して阿部さんはいかがですか?

阿部:僕は基本的にチェンジアップなんで(笑)基本的にこういう受け答えもチェンジアップですから。


――岡田さんは阿部さんについて“顔の変化”と書いていますが…

阿部:岡田さんの表情ですね。映画の中のあるシーンとかは半分顔が違う時もあったりする。不思議な(表情)。怖いですよ。彫刻みたいな顔しているじゃないですか普段。急に、木彫りからゴムっぽくなったりとか、金属っぽくなったりとか(笑)

岡田:今の表現好きです!

阿部:(岡田さんは)コロッケさん(笑)この表現は間違いないね?

岡田:間違いないです(笑)

阿部:表情が変わるのがすごくいいなと思う。

岡田:すごくうれしいです。前半は前にも聞いたことあるなと。もっと違う僕の印象を聞きたいなと思っていたら「木彫りからゴムっぽい」っていう言葉が出てきたので満足です。

阿部:よかった満足してくれて。

■目撃 岡田さんは撮影現場で…

――阿部さんが見た岡田さんの意外な一面は?

阿部:岡田さんは“絵を描く人”だなというのはありましたね。ずっと絵を描いていたので。(映画の)登場人物の絵も描くし、家で描いてたりするんでしょ?

岡田:はい。

阿部:それは意外でしたね。

岡田:描きたい時に描こうと思っていて。

阿部:絵の事は面白いですけどね。絵を描いてるって(カメラ目線で)言って?

岡田:絵描いてます(笑)

■岡田健史 “阿部さんの家に行きたい”

初共演をきっかけに、阿部さんとプライベートでも親交を深めたいという岡田さん。インタビューの最後には、阿部さんの自宅を訪問したいというお願いをしました。

阿部:来ていいよ!鍵開けとく、俺はいないけど(笑)。

岡田:え?何で行くんですか。何しに行くんですか僕!