「デートのドキドキがよみがえりました」 25年前に見た映画『タイタニック』の思い出
1997年に公開された映画『タイタニック』は、巨匠・ジェームズ・キャメロン監督がメガホンをとった作品で、1912年に実際に起きたタイタニック号沈没事故をベースに、運命的な出会いを果たしたレオナルド・ディカプリオさん演じる画家志望の青年・ジャックと、ケイト・ウィンスレットさん演じる上流階級の娘・ローズの不朽のラブストーリー。世界中を興奮と感動の渦に包み込んだ本作を“劇場公演25周年”を記念して、現在の最新映像技術でより鮮やかによみがえらせた一作となっています。
■50代夫婦 25年前の映画デートの思い出「デートのドキドキがよみがえりました」
鑑賞の余韻をかみ締めていた50代夫婦。25年前も夫と劇場で鑑賞したそうで、「劇場で見た感動が忘れられなくて、VHSでも買って見ていた世代なんですけど、当時の大画面で見た“あの感動”を得られなくって、劇場で公開されると知って見に来ました」とコメント。また、「結婚する前に行った映画館デートでタイタニックを見たんですけど、当時のデートのドキドキがよみがえりました」と照れくさそうに心境を明かしました。印象に残ったシーンについて聞くと、ローズがジャックに体を支えられながら、タイタニック号の船首で両手を広げているシーンをあげ、「新婚旅行とか行くと、どっかしらの先端を見つけてみんな(船首での名シーンを)マネしてました(笑)」と当時を懐かしそうに振り返りました。
■劇場公開当時は生まれていなかった20代学生も鑑賞
25年前に劇場公開された当時は生まれていなかったという20代学生は、「親がテレビとかの再放送で見ていたので、チラッと見たことはあったんですけど、昔の映画だったので、ちゃんと見る気にはなれなかったんですけど、大画面で今回上映されるということで友達と見に来ました。こんなに感動するとは思いませんでした」とコメント。
初めて最後まで見たという本作の中で、印象深かったシーンについて聞くと、こちらもタイタニック号の船首でのシーンをあげ、「(あれは)沈没する前のシーンだと思ってたんです。まさかあれが中盤に来るシーンだと思ってなかったんですよ。だからここで来るんだって思いました。全信頼をゆだねて、風を感じてる感じがすごくうらやましいなって思いました」と笑顔で語りました。