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中村隼人&市川團子 スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』で主演 亡き市川猿翁の思いを継承

2024年2月4日 22:20
中村隼人&市川團子 スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』で主演 亡き市川猿翁の思いを継承
(左から)『ヤマトタケル』で主演を勤める市川團子さん、中村隼人さん
4日から東京・新橋演舞場で開幕するスーパー歌舞伎『ヤマトタケル』。開幕の前日となる3日、公開舞台稽古が行われ、中村隼人さん(30)と市川團子さん(20)、中村米吉さん(30)が、囲み取材に登場しました。

『ヤマトタケル』は、2023年9月に83歳で亡くなった市川猿翁さんが主演・脚本・演出を手がけ、“スーパー歌舞伎”というジャンルを打ち立て、歌舞伎界に大きな影響を与えた作品。1986年に新橋演舞場で初演されました。

初演から38年を迎えた今回、主人公のヤマトタケルを演じるのは、中村隼人さんと市川團子さん。隼人さんの父・中村錦之助さん(64)も、1988年にヤマトタケルを演じています。隼人さんは「スーパー歌舞伎を親子で主演をすることは初めてのことと伺っているので、本当に身の引き締まる思いでいます」と心境を告白。

さらに、“父親(錦之助さん)から言葉はあったか”と聞かれると「父は、猿翁のおじさんから直に習っているので、“おじさんはこうしていたよ”とか“こういうふうにやっていたよ”と。僕が生まれる前の話なのでうろ覚えなところはあったんですけど、父も、自分の映像を見て思い出して、色々と伝えてくれました」と明かし「猿翁のおじさんがうちの父親に伝えたヤマトタケルを、僕が継承する」と力強く語りました。

一方、猿翁さんを祖父に持ち、2012年に上演された『ヤマトタケル』のワカタケル役で初舞台に立った團子さんは「ヤマトタケルという作品は、私が初舞台を踏ませてもらった作品でもあるし、歌舞伎を好きになったきっかけの作品のひとつでもあるので、自分としても思いがある作品だし、ワカタケル役の時に(祖父・猿翁さんに)教えていただいたセリフの基礎、(セリフを)前に飛ばすとか、そういう部分は共通していると思うので、とにかく一生懸命勤めたいと思います」と語りました。