山本耕史 アカデミー賞ノミネート作“長ぐつをはいたネコ”の日本語吹き替えに挑戦
映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』は、『シュレック』シリーズに登場する帽子に羽根飾り、マントと長ぐつがトレードマークのレジェンドネコ・プスが主人公のシリーズ第二弾。剣を片手に、命を懸けた冒険を楽しんでいた主人公・プスが、気づけば9つあった命が残り1つに。一旦は、家ネコになることを選ぶも、どんな願い事もかなう“願い星”を求めて、再び前途多難な旅に出る物語となっています。
本作は、世界的な注目度も高く、第80回ゴールデングローブ賞のアニメ映画賞や、第50回アニー賞の作品賞、さらに、第95回アカデミー賞の長編アニメ映画賞にノミネートされています。
■演じるキャラクターと自身がリンク「不安やプレッシャーを取り除いてくれた」
今回のオファーについて山本さんは、「光栄なお話をいただき、とてもうれしく思いながらも、プスという人気のキャラクターが僕にできるのかという不安もありました」と明かし、「でも、プスが生きていく上で必要としているものやプライドが自分とリンクしたこともあり、演じる中でその不安やプレッシャーを、キャラクター自体が取り除いてくれました」と演じていくなかで、自然と不安がなくなっていったと振り返りました。
さらに山本さんは、声だけで演じることについて「いつもとは違って僕が表現できるのは声だけなので、さらに歌唱シーンもあるので、プスの心情や心境を大事にしつつ、ディレクターさんはじめ周りの方に教えて頂きながら演じさせていただきました」とコメントし、続けて「リアルなネコを感じられるような描写もあり、“ネコあるある”も楽しめて、世代問わず面白いと思っていただける作品になっていると思います」と作品をアピールしました。