中村橋之助、鏡開きで不安吐露「スカスカだったらどうしよう」 市川染五郎、中村鶴松らも登場
■中村橋之助「あしたの励みになるようないい芝居ができるように」
橋之助さんはあいさつで「もう今緊張しています。この鏡割りも、お兄さんたちの代はたくさんの人たちが来ていたけど、僕たちの代になってスカスカだったらどうしようって、すごく心配していたんですけれども、朝早くから、またお寒い中こうしてたくさんのお客様方が駆けつけてくださいまして」と感謝し「皆さま方のあしたの励みになるようないい芝居ができるように一生懸命ひとつずつお役に向き合ってまいりたいと思います」と思いを伝えました。
染五郎さんは、たるを目の前に「私まだお酒が飲めないんですけれども、嗅いでいるお酒の匂いをヒントに(演目の)『棒しばり』を勤めたいと思います」と笑顔を見せました。
そして、鶴松さんは「まさかの僕が最年長とは思いませんでした」と心境を明かしつつ「ちなみに私が昨日見た夢(初夢)は、山の中の誰もいない芝居小屋で勘九郎の兄に怒鳴られるという夢でした。そうならないように精いっぱい勤めたいと思いますので応援のほどよろしくお願いいたします」と笑わせました。