橋本環奈が語る “ホラー映画の楽しみ方” 「怖いって思うことがだいご味」
映画は、小説投稿サイト『エブリスタ』の携帯小説として話題となり、コミックス版のシリーズ累計発行部数が340万部を突破した人気ホラー作品を実写化したものです。橋本さんのほか、眞栄田郷敦さん(22)、山本舞香さん(25)、神尾楓珠さん(23)、醍醐虎汰朗さん(22)、横田真悠さん(23)が出演しました。
■「不思議な感覚」 家族が仕事現場に
――地元・福岡県での撮影でしたが、いかがでしたか?
1か月半、福岡の方にいて、“やりきったな”という達成感はありましたね。(撮影が)休みのときに実家に帰ることもしていました。福岡の土地がやっぱり好きなので。北九州もすごくいい街なので、(撮影終了後に)東京に戻る寂しさはありましたね。
――実家にも帰られていたのですね。
(家族が)1回、撮影現場に私のワンちゃんを連れて遊びに来てくれて。ずっとウチのワンコと(山本)舞香が戯れていました。「かわいい!」って言って。なかなか(家族に)仕事しているところを見せることがないので、不思議な感覚でしたね。
――橋本さんは今回、おとなしい性格の高校生・明日香を演じました。ご自身の高校時代は、どのように過ごしていましたか?
福岡の高校に通っていたんですけど、学校から家までが結構遠かったんですよ。なのに、友達としゃべりながら歩いて帰ったりしていました。食べ歩いたりとか天神に写真シールを撮りに行ったりとか、本当に等身大の高校生活を過ごしていました。
■ホラー映画は「ちゃんと“怖い”って思うことがだいご味」
――家でホラー映画を見るときには、どのように見ますか?
私は、部屋を真っ暗にして音を大きくして見ちゃいたいですね。
――ホラーが苦手だという人もいますが、どうすればホラー映画を楽しめますか?
無理に克服する必要はなくて、ちゃんと“怖い”って思うことがだいご味なのかなと思っていて、私自身はホラー映画がすごく好きなんですけど、ちゃんと怖いと思うんですよ。「うわっ! こわー!」みたいな。それが面白いと思っちゃいます。
『カラダ探し』は、ジャパニーズホラーというよりはアメリカンホラー。お風呂入ったりトイレ行ったりするのが怖い、“絶対うしろにいるかも!?”みたいな。今回の“赤い人”は、あんなふうに追いかけてきて戦ってアクションする。そういう観点で見ると面白いと思っていて。ちゃんと怖いは怖いんですけど、音と映像の融合はすごく楽しめる作品だと思うので、怖いとは思いつつも、グッと力を入れて見てほしいなと思います。本当に見てみて、“ダメだ”と思ったら(顔を)隠してという感じでもいいので、ちょっとチャレンジしてみてほしいなと思いますね。