直木賞候補5作品が発表 月村了衛が初ノミネート
初めてノミネートされた月村了衛さん『香港警察東京分室』/小学館
月村さんは2010年に『機龍警察』で小説家デビュー。第33回日本SF大賞や、第34回吉川英治文学新人賞、第10回山田風太郎賞など多くの賞を受賞しています。
■他ノミネート4作品
1996年、大学在学中に『黒い季節』で作家デビューを果たし、『天地明察』、『十二人の死にたい子どもたち』以来3度目の選出となる冲方丁さんの『骨灰』
2000年に『午前三時のルースター』で作家デビューを果たし、『室町無頼』(2016年)、『信長の原理』(2018年)以来3度目の選出となる垣根涼介さんの『極楽征夷大将軍』
2001年『13階段』で第47回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。『ジェノサイド』(2011年)以来2度目の選出となる高野和明さんの『踏切の幽霊』
2010年『絡繰り心中』で第11回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。『女人入眼』(2022年)以来2度目の選出となる『木挽町のあだ討ち』