松本零士展 『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道 999』など思い出の品々300点以上を展示 新たに発見された原画も初公開 6月から開催決定
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松本さんは、1957年に漫画家デビューし、『宇宙戦艦ヤマト』や『宇宙海賊キャプテンハーロック』、『銀河鉄道 999』など数々の名作を生み出してきました。
展覧会は、初期の作品も含む300点以上の原画、初公開の資料や貴重な思い出の品々を通して、マンガとアニメというふたつのフィールドで独自の世界観を表現した松本さんのアーティストとしての技術と力が紹介されます。
松本さんの娘で、零時社の代表取締役を務める松本摩紀子さんは、「あんなに大切にしていたペンの1本でさえ持たず旅に出てしまった松本ですが、遺された、まさに星の数ほどの原画1枚1枚には、その時々の松本がたしかに息づいています。机に向かい一心不乱にペンを動かす、そんな父の横顔を見ながら私は育ちました。幼い頃は仕事ばかりの父に淋しい思いもしましたが、今、遺された原画を通して、あの頃の父に、少年の日の父に会えた奇跡を、嬉しく幸せに思っております」とコメントを寄せました。
また、松本さんの親友・ちばてつやさん(86)と『銀河鉄道 999』や『宇宙戦艦ヤマト』に影響を受け宇宙飛行士になった山崎直子さんによる対談の映像も公開されるということです。
松本さんが1977年に漫画連載を開始し2027年に50周年を迎える記念の第一弾。50周年プロジェクトが発進します。