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『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』展覧会がスタート 自作コスプレや3世代で訪れるファンも

2024年8月23日 23:35
『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』展覧会がスタート 自作コスプレや3世代で訪れるファンも
『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』の展覧会初日に訪れる多くのファン

2004年に登場したキッズカードゲーム『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』。その20周年を記念した展覧会が23日から東京・池袋PARCOで始まりました。初日に会場を訪れたファンに当時の思い出や魅力について話を聞きました。

『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』は、オシャレまほうカードを使ったコーディネートとリズムゲームが組み合わさった対戦ゲームで、小学生を中心に人気を博しました。展覧会『オシャレ魔女 ラブ and ベリー展~オシャレまほうミュージアム~』では、2004年当時の開発資料や、ゲームに登場したドレスやステージを再現したもの、さらにゲームで使用できるオシャレまほうカード1500枚以上などが展示されています。

■山形から新幹線で… 初日に訪れたファン

会場には当時のグッズを持ち寄るファンや、キャラクターのコスプレを楽しむファンも多く見られました。山形から新幹線で来たという20代の会社員は「絶対初日の初回に行こうと思って来ました」と語り、グッズも7万円ほど購入したといいます。

さらに、展覧会の開催について「20周年になって“ラブベリ”を取り上げてくれたことがすごくうれしい。(開発した)SEGAさん本当にありがとうって気持ちです」と感謝を伝えました。

■20代ファン「ラブとベリーのおかげで私は今の職業に就いている」

キャラクターの自作コスプレをして会場に訪れたのはアパレル販売員の20代と医療関係勤務の20代。衣装について「ラブとベリーのアイドルステージの対の衣装。今回はステージが用意されているって聞いたので、着てくるならこれかなって感じで打ち合わせして着てきました」と明かしました。

アパレル販売員の20代は“ラブベリ”について「小さいころの私たちの憧れなので、大人になってもそれは変わらないですね。ラブとベリーのおかげで私は今の職業に就いているので」と影響を語りました。

また、医療関係勤務の20代はゲームの衣装について「今の時代と違うものも多いですけど、“あの頃”って感じでかわいいなって思います」と懐かしんでいました。

■母「私が夜中1人でカードゲームをしに行って」 娘のために頑張った日々

会場には母・娘・孫の親子3世代で訪れた家族も。20代の娘は「小さいころにずっとやっていて、これは行かなきゃいけないなと思って、初日に(予約を)とりました」と語り、40代の母は当時について「カードがないと勝てないんです。だから私が夜中1人でカードゲームをしに行ってカードをためて、娘に昼間やらせる」と親子でゲームを楽しんでいたことを振り返りました。

そして、3歳になる孫も会場に連れてきていて、娘は「ゲームもあるのでやらせようかな」と3世代で“ラブベリ”を楽しむ予定であると明かしました。