こっちのけんと お正月の恒例行事は “三兄弟でUSJ” と“家族でカラオケ大会”
■紅白決定は「自分の人生とは思えない結果」
――紅白歌合戦への出場はどのように知りましたか?
(発表を知らされた)当日の朝、事務所に行ったら急にスマホで動画を回されて、じらされながら発表されて、うれしいを超えたというか、「なんだこの人生は」みたいな。
――家族の反応はいかがでしたか?
うちの父親が本当に100件くらいスタンプを送ってきていて。うちの父も僕が就職して一年足らずで仕事を辞めてしまってから、うつ病ってなっちゃって、心配していた部分が多かったので、これがまさかこういう形で報われているんだっていうのも父的にもうれしかったと思う。
――過去に紅白歌合戦に参加したことがあるんですか?
兄(菅田将暉さん)が初めて出させていただいた2019年に、RADWIMPSさんのバックコーラスとして出させていただいて。そのときに冗談で友だちとかに「また自分の歌で出られたらいいね」とか言っていたのが、まさか数年の間にかなうとは思ってもいなかったので、そういう意味でも感慨深すぎる。自分の人生とは思えない結果になっているので、ずっと困惑してるんですよね。
■『はいよろこんで』のおかげでできなかった… 2025年の目標
兄は菅田将暉さん(31)、弟は菅生新樹さん(25)という三兄弟のなか地元の大阪で育ち、2024年2月には結婚を発表した、こっちのけんとさん。これまでどのようにお正月を過ごしてきたか伺いました。
――地元ではどのようにお正月を過ごしましたか?
父方のおばあちゃんの家がスナックをやっていて、そこに家族全員が集まってカラオケ大会をするのが恒例で。プラス、三兄弟でUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に遊びに行くのが恒例行事でした。この二大巨頭でしたね、ずっと。
――スナックのカラオケでは何を歌うんですか?
父が(カラオケの)リモコンというか機械を離さなくて、家族全員に歌ってほしい曲をちりばめてくれるので、僕にだいたいマジンガーZの曲がきて。僕が歌おうとすると父も歌うので、僕がハモリに入ったり、そういうの含めて恒例なんですよね。
――2025年の目標を教えてください。
自分に向けての曲が多かったので、1アーティストとしてやりたいこととしては、人の人生を描く曲も書いてみたいなと思っていて。今まで自分の人生を主題として書いてきたので、それに関しては、ほとんどもう既に書けたんじゃないかな。『死ぬな!』と『はいよろこんで』が特に書けたと思っちゃっているので、“この人の人生をもっと人に届けた方がいいんだろうな”みたいな人の人生がもし見つかれば、その人の人生をテーマに楽曲を作れたらなと思っています。
――プライベートではやりたいことはありますか?
『はいよろこんで』を出す直前に結婚したので、まだ新婚旅行や結婚式が、いい意味でか悪い意味でかわからないですけど、『はいよろこんで』のせいでできていなくて。なので、2025年は式か新婚旅行かどっちかは盛大にやりたいなと思いますね。