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吉永小百合、おばあちゃん役のオファー即決も「早まったかな…」

2023年3月16日 21:40
吉永小百合、おばあちゃん役のオファー即決も「早まったかな…」
イベントに登場した吉永小百合さん
俳優の吉永小百合さんが15日、映画『こんにちは、母さん』完成報告会見に、大泉洋さん(49)や永野芽郁さん(23)、山田洋次監督(91)らとともに登場。おばあちゃん役に挑んだ心境を明かしました。

映画『こんにちは、母さん』(9月1日全国公開)は、山田監督の91歳にして90作目の作品。下町を舞台に現代を生きる等身大の家族が描かれ、母・福江を吉永さんが、その息子・昭夫を大泉さんが、昭夫の娘で福江の孫・舞を永野さんが演じます。

■山田洋次監督 「吉永小百合さんはミューズですから」

今作の主演は、『男はつらいよ 柴⼜慕情』(1972)をはじめ、『⺟べえ』(2008)、『おとうと』(2010)、『⺟と暮せば』(2015)など約50年にわたり、数々の⼭⽥監督作品に出演してきた吉永さん。山田監督は吉永さんについて「小百合さんの年齢から言うともうおばあちゃんやってもおかしくないのかなと思うし、僕たちの世代にしてみれば吉永小百合さんはミューズですからね。その小百合さんをおばあちゃんにしていいのかという、とても悩んで、挙げ句の果てに小百合さんに相談したんですよ。“おばあちゃんなんて呼ばれる役、やっていただけますか?”って言ったら、“もちろんです”なんておっしゃって、それでホッとしました」と、キャスティングに込めた思いを明かしました。

一方、吉永さんは「おばあちゃん役に抵抗はなかったか」と聞かれると「ある日監督に呼ばれて、“おばあさんっていうのはどうですか?“と聞かれて、そのときは、もちろんです! って言ってしまったんですけど、後で、私早まったかな… とか思ったりして」と明かしたものの、「孫が舞ちゃん(永野さん)で本当にすてきで、一緒にやってとても幸せなひとときを過ごすことができたので、(永野さんの)おばあちゃんになってよかったと思っています」とコメントしました。

(C)2023「こんにちは、母さん」製作委員会
配給:松竹