TikTokで2023年に流行したハッシュタグや、音楽、エンタメなどをまとめた『TikTok トレンド大賞 2023』にノミネートされた20の言葉などが16日、発表されました。

この賞は、『ハッシュタグ部門』『ミュージック部門』『グルメ＆ヒットアイテム部門』『スポーツ＆エンタメ部門』の4部門に分けて、動画投稿数や再生数、いいねの数などを基に、今年最も流行したトレンドを決定するものです。

『TikTok トレンド大賞 2023』には、以下20選がノミネートされました。

【ハッシュタグ部門】
1.『#お前今日何したんだよ』
2.『#強風オールバック』
3.『#JapaneseFood』
4.『#ストリートスナップ』
5.『#なぁぜなぁぜ』

【ミュージック部門】
1.『アイドル』
2.『貴方の恋人になりたい』
3.『けーたいみしてよ feat. はしメロ, maeshima soshi』
4.『DOSHABURI feat. JUMADIBA（Prod.Chaki Zulu）』
5.『ファジーネーブル』

【グルメ＆ヒットアイテム部門】
1.『炊飯器レシピ』
2.『ハンバーグオムライス』
3.『ビオレ UV』
4.『ユニクロバッグ』
5.『りんご飴』

【スポーツ＆エンタメ部門】
1.『アヒルエフェクト』
2.『最高の教師』
3.『呪術廻戦』
4.『ゼルダの伝説』
5.『バスケ日本代表』

ハッシュタグ部門にノミネートされた『#なぁぜなぁぜ』は、7人組アイドルグループ・FRUITS ZIPPERが今年2月にリリースした楽曲『ハピチョコ』に由来した言葉。身近にある疑問や不満を、「なぁぜなぁぜ」という言葉を使って共有する動画がTikTok上で流行し、10月時点で6億回再生超えを記録。

また、ミュージック部門では、アニメ『【推しの子】』の主題歌で、世界規模でトレンドとなったYOASOBIの『アイドル』のほか、ライブハウスを中心に活動する3ピースロックバンド・Conton Candy（コントンキャンディ）が今年4月に配信リリースした楽曲『ファジーネーブル』がノミネート。Vlog動画やクリエーター発信の振り付けなどが投稿され、TikTokでの楽曲総再生回数は38億回を突破しています。（10月時点/TikTok発表）

そして、スポーツ＆エンタメ部門にノミネートされた『最高の教師』は、教師が生徒と本気で向き合っていく学園ドラマ。教育制度や苦悩に対するアプローチが共感を呼び、視聴者による考察動画が多く投稿されました。

他には、今年5月に発売され、3日間で1000万本以上売れた人気ゲーム『ゼルダの伝説』がノミネート。最も早く売れた任天堂ゲームとしてギネス世界記録に認定され、ライブ配信やプレイ動画などが多く投稿されました。

大賞と各部門賞は、12月14日に開催される授賞式で発表される予定です。