声優の水田わさびさんが30日、アニメ『ドラえもん』の野比のび太などの声優を務め、今年7月に88歳で亡くなった小原乃梨子さんのお別れの会に参列。新人時代に経験したという、小原さんの声優としてのすごさを語りました。

現在のドラえもん役を務める水田さんは、「新人時代に『ドラえもん』に何度も何度も出演させていただいて、発声方法とか、あんなにのび太くんは一番しゃべっている役なのに、後輩の指導をするっていうのは、今自分がドラえもんを演じていてそんな余裕がないので、なんて後輩思いな先輩だったんだろうって。今自分が携わってみてすごく気づきます」と、小原さんの偉大さを改めて感じていると語りました。

さらに、水田さんは「現場で発声方法とか滑舌とか、正しい日本語のなまりとか、なまってるよとか全部教えてくださったので。きれいな大きな花が、スタジオにフワァーって小原さんが入ってくると咲くような感じ。エレガントでしたね」と、小原さんとの思い出を語りました。