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ビビアン・スー、休まず眠らず慌てて来日

2011年10月23日 19:18
ビビアン・スー、休まず眠らず慌てて来日

 台湾出身女優のビビアン・スー(36)が23日、都内で映画「星の音」の舞台あいさつを行った。

 本作は「第24回東京国際映画祭」の提携企画として実施されている「2011日本・中国映画週間」の上映作品。

 22日に中国安徽省合肥市で行われた映画祭に出席したビビアンは、その足で中国江蘇省南京市に向かい、東京行きの飛行機に乗るハードスケジュールをこなして来日。「私はずっと休まず眠らず、車の中でお化粧しました」と語り、「今、まつげはちゃんとしていますか?髪の毛もまつげも寝癖がついてしまいまして…。正直なところ、髪の毛を洗う時間もなかったです。しかし歯だけはしっかり磨いてきましたので心配しないでください」とおちゃめにあいさつした。

 マカオ出身のピアニストで作曲家、シェン・シンハイの貧しい少年時代を描いた作品で、ビビアンはシェンの母親を演じた。「母親役はとても難しかったです。子どもを産んだこともありませんし。また100年前の話ですので、時代背景もあり、とても難しく感じました」と役作りの苦労を告白。

 過去に歌手やタレントとして日本で活動していたため、「皆さん、ずっと覚えていてくださって感謝しています」と呼びかけ、「私は芸能界に入って21年経ちました。その間、司会者として歌手として、また歌も書いたりしまして、ずいぶん忙しく過ごしてきました。4年前から映画界に入って映画を撮っていまして、(今後は)女優として皆さんに見ていただきたいと思っています」と報告した。