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椎名佐千子、地元ライブ「歌とジムが恋人」

2013年11月4日 21:51
椎名佐千子、地元ライブ「歌とジムが恋人」

 演歌歌手の椎名佐千子(31)が4日、出身地の千葉・旭市で、新曲「あなたのせいよ」の発売記念&故郷への感謝を込めたコンサートを開催した。

 同市の海の近くで生まれ、19歳で歌手デビューして11年目。今月3日には31歳の誕生日を迎え、大人の女性の心を表現できる歌手へと変貌を遂げている。

 会場には、地元ファンら約1000人が詰めかけ満席。「いつも応援してくださる皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです」とあいさつし、3部構成のステージは始まった。
 1部は、デビュー曲「御意見無用の人生だ」で幕を開け、「泣きむし海峡」「終着ノサップ」などを熱唱。続く2部は、劇団「浅草21世紀」とのコントショーでおばあちゃん役を演じながら、島倉千代子の「東京だョおっ母さん」と故村田英雄さんの「無法松の一生」の昭和の名曲2曲を披露した。

 後半の3部は、カバー曲を中心にしたコーナーで、カバーアルバム「椎名佐千子が贈る 昭和歌謡名曲カバー集」から「東京ブルース」「酒場にて」、そして新曲「あなたのせいよ」など全20曲を熱唱した。

 31歳とすっかり大人の女性になったが、「恋愛はしていますか?」という質問に「いまは歌とジムが恋人みたいになってしまっています。でも、いつかすてきな男性に、今度の新曲の歌詞のように『あなたのせいよ 欲張りなのは…』と言ってみたいです」とにっこり。「デビューのころからひたすら、がむしゃらに突っ走ってきました。途中、人間関係に悩み、歌が思うように歌えなくなった時期もありますが、いまは、本当に歌うことが楽しいですし、これからは演歌・歌謡曲の魅力を新しい世代の方たちにも伝えていきたい」と誓った。